奈良先端科学技術大学院大学は、2013 年度に文部科学省の「研究大学強化促進事業」の支援対象機関に採択されました。本事業では、本学のあるべき姿を見据えながら戦略的に研究力の強化を推進しています。そして優れた研究の方向付けや活路を見出すとともに、国際競争力がある分野の研究を増強するなど時代のニーズの変化に即し、世界に存在感を示す研究拠点を目指し、研究環境改革に挑んでいます。
URA(University Research Administrator)は、大学全体を見据えた全体最適かつ長期的視点で研究戦略を立案し、それらに基づき研究体制・環境を整備し、また研究成果を 世界に発信するための新しい職種です。大学では教員や事務職員をつなぐ“第3の職種” の1 つと言われ、戦略立案から競争的研究資金の獲得や研究プロジェクトの進捗管理まで、大学の経営陣と研究者を幅広く支援しています。
研究推進機構長(理事・副学長) 太田 淳
世界に存在感のある
研究領域を新たに作る
トップクラスの
研究力を維持・強化する
世界に研究力を可視化し
国際的位置を向上させる
テニュアトラック制による
若手教員採用
優れた研究成果を挙げつつある研究チームに研究スタッフを重点配置
研究力強化・ネットワーク形成のための、海外派遣を支援
先端技術を習得するための研修や研究開発を支援
英語論文校正による作成スキルの向上を支援
海外の大学や研究機関に、本学のサテライト研究室を設置
海外より、著名な研究者を本学に招へいし、国際共同研究室を設置