11月16日（土曜日）に奈良先端大サポーターズクラブ報告会を開催しました。

　本クラブは、大学を取り巻く状況が厳しくなり、人材育成のための十分な財源を賄うことが困難になってきたことから、優れた人材育成を今後も安定的に継続し、さらに発展させるための一助として、令和5年10月1日に設置されました。今回、設置から1年が経過した中で、会員の皆様をご招待し、いただいた会費を活用した人材育成事業の成果報告等を行いました。
　報告会では、塩﨑学長から収支状況等の報告ののち、令和6年度の人材育成事業として中国科学院での国際学生ワークショップ2024（ISW2024）に派遣された、バイオサイエンス領域博士後期課程の学生5名からワークショップを通じて得た経験や気づきについて発表があり、ご支援いただいた会員の皆様への謝意が伝えられました。実際に派遣された学生からの発表をお聞きいただくことで、本クラブの支援による学生の活動内容を会員の皆様に知っていただく非常に有意義な機会となりました。
　その後、今後のクラブ運営や報告会の開催形態について、会員の皆様と意見交換を行い、 終始和やかな雰囲気の中で閉会となりました。

　令和7年度からは、情報科学領域や物質科学領域の学生に対しても人材育成事業を実施していくことを予定しております。
　今後とも、奈良先端大サポーターズクラブへのご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。